ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.4.12 20:15

空前の高視聴率に湧いているらしい

デイリー新潮の記事で読んだけど、

テレビ番組は異様なほど出演者の距離を離して放送しているが、
役員クラスから「テレビに映っているときは距離を離すように」
というお達しが出ているから従っているだけで、
打ち合わせはやっぱり狭い部屋に10人、20人と集まって、
長時間話しているらしい。
そりゃそうだろうな。ものすごい茶番に見えるもの。

おまけにいま、報道はどの局も空前の高視聴率に湧いており、
現場の熱量がかなり高まっているそうだ。
ドラマもダメ、スポーツもやってない、企業広告もダメな状態で、
報道系のポジションがあがっている、と。

そうして、もっともっと高視聴率を稼ぐために、
もっともっとコロナの恐怖を煽ってやれという具合なんだから、
キャスターのコロナ感染の大ニュースは、
テレビ局が自分で自分の首を絞めてしまったようなものでは
ないのだろうか。

しかしこれで、もしも「関係者全員が就業不能のため報道不能」
なんていう話になってくれば、それが国民にとって一番困ることだ。

すでに出版業界では、集英社の編集者に感染疑いが出たために、
「ジャンプ」の発売が延期などということになっている。

熱に浮かされてデマ恐怖を引き起こしたテレビ局の罪の重さよ。
いい加減にしてもらいたい。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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